国営武蔵丘陵森林公園にて スイテキな白蝶草

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 6月28日に雨の降るなかで見た、白蝶草(ハクチョウソウ=ガウラ)の花のさまです。晴れた日ばかり選んで見ているのは、この花の魅力のごく一部しかわかっていない、ということですから、ほかの花にも言えることですが、雨の日にはどんな表情を見せるのか見ておくことも大事なことと思います。

国営武蔵丘陵森林公園にて 雨の日の波紋

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 梅雨時ならではの湿度感、風土感を表現するなら、やはり雨の降るさまを撮らないといけません。雨のさまはなかなか撮りにくいので、一番手っ取り早いのは、水面に雨のつくる波紋のさまを撮ることです。

 園内最大の山田大沼のほとりに生える草もしっとりと潤い、雰囲気が良いものです。(6月28日撮影)

ヒルガオの花

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 「高円の野辺の容花面影に見えつつ妹は忘れかねつも」(万葉集 巻8 1630)

万葉のいにしえにはかほばな(容花)と呼ばれた、コヒルガオの花です。美しい桃色の花を美しい容貌のいとしいひとになぞらえたものでしょう。

 あちこちで見るものですが、森林公園の駅から森林公園に向かう緑道で見たものです。

 こどもの頃は、あめふりあさがおと呼んで、この花を摘むと雨が降るといったものです。

国営武蔵丘陵森林公園にて カワラナデシコの花

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「わが屋外に蒔きしなでしこいつしかも花に咲きなむ比へつつ見む」(万葉集 巻8 1448)

 大伴家持はナデシコを愛して、自分の屋敷の庭に種子を播いて、いとしいひとの面影を花に見ていたということですし、清少納言も枕草子で「草の花はなでしこ」と愛でています。

これは森林公園の野草コースで見たカワラナデシコのさまです。繊細で優美な花のさまも良いですが、やさしい香りがあるので好まれるものです。白花は白鷺撫子などと言うひともいるようです。

そうしてあたしはいつも夜咲くアザミ

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 6月12日に国営武蔵丘陵森林公園で見た、ノアザミの花です。スコットランドでは、アザミは国を救った草とされているそうですが、日本では「あざむ」というのは、興醒めするとか、驚きあきれる、という意で、美しい花だからとトゲに不用意に触るとイタイ目にあうものです。

国営武蔵丘陵森林公園にて ウツボグサの花

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 濃い紫色のウツボグサを園内のあちこちでみました。ウツボと言っても海にいる獰猛な魚ではなく、昔の矢を入れる靭の形に似ているからという名です。実の出来たさまが茶色の穂のようになり、印象的なので夏枯草と呼んで民間薬に利用されたりしたそうです。

国営武蔵丘陵森林公園にて ホタルブクロの花


 火垂(ホタル)というのは提灯のことだそうで、チョウチンバナなどとも呼ばれるホタルブクロの花のさまです。6月12日に見たものです。


 だいぶ前の8月初めに美ヶ原の王ケ頭で見たヤマホタルブクロは10センチくらいで1、2輪咲いているという可愛らしさで、大きく伸びたものとはまた違う雰囲気でした。

 火垂袋つながりで、アニメの「火垂るの墓」は、なんど見ても泣けてしまう可哀想なハナシですよねえ。

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国営武蔵丘陵森林公園にて ネジバナの花

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 6月12日に中央口近くの芝生で見たネジバナ(モジズリ)の花です。ごく小さい硝子細工のような可憐な花ですが、れっきとした野生蘭です。絶滅が危惧されるランが多いなかで、このランは身近に見られるものです。

 可憐なピンクの花には濃淡があり、清楚な白花もまた良いものです。

6月の田園 2

 6月12日の森林公園緑道脇の田園のさまです。

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 田んぼの畔にはユウゲショウが群生して咲くもので、群れ咲くさまが良い感じです。

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 こちらの畔にはヒメイワダレソウが植えられています。

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 そこらへんの草のヒメジョオンも早苗を背景に咲くさまは良い雰囲気です。

ヤマボウシの花

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 5月17日の早朝さんぽで川越西郵便局の前で見た、ヤマボウシの花です。

 鴨川の水と賽の目と山法師は絶大な権力を誇った白河天皇も思い通りにならなかった、ということですが、比叡山などの僧・僧兵(山法師)の白い頭巾にこの白い総苞を見立てたというのも、面白いものです。

 秋の紅葉も美しいものですし、実も食べられるものですが、時期を見極めないとスカスカであまりおいしくないこともあるようです。

葦の葉のさま

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 5月17日の早朝散歩で見た田園の葦の葉のさまです。古事記では、宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコヂノカミ)という葦の芽を神格化した神の名もあり、旺盛に伸びてゆく芽の生命力に神威を感じたものでしょう。

 雨上がりの早朝には葦の葉先に雫が宿り、宝玉のように輝くさまも良いものです。

うちのヤマアジサイの花 

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 5月23日の早朝5時頃に撮影した、うちのヤマアジサイの花です。青が濃くなるように日陰でマイナス補正をして撮りました。スイテキな雫の飾りがついて梅雨時の花らしい雰囲気が感じられます。

これは、富士フィルムのX-PRO3にXF60mmF2.4マクロを付けて撮ったもので、青い色を強調するカラークロームブルーの機能がありますので、青がより良い色あいになります。

卯の花の匂う垣根に

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「卯の花の咲き散る丘ゆほととぎす鳴きてさ渡る君は聞きつや」(万葉集 巻10 1976)

 5月29日撮影の朝7時すぎの埼玉・三芳町の上富の関越自動車道脇の畑に咲く、ウツギの花の群れのさまです。上富地区は武蔵野の循環型農業を継続しているところで、まだまだ雑木林も畑も多くみられます。このあたりはサツマイモの産地として有名で、この付近もサツマイモ畑が多いのですが、畑の境界にウツギが多く植えられていて、花どきには美しい垣根となります。

 あたりには雑木林もあるので、ホトトギスも来そうなものですが、まだあの独特な鳴き声はこのあたりでは聞いたことがありません。

スイテキな「そこらへんの草」 2

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 5月17日の早朝さんぽで見た、川越水上公園の叢のスギナのさまです。無論タムロン、ということでX-T4にタムロン180mmF3.5マクロを付けての撮影ですが、フルサイズ換算で270mm相当の望遠マクロとなり、良い感じにボケてくれます。

 スギナは早朝には吸い上げた余分な水分を排出するそうですし、雨上がりの朝には余計みずみずしい雰囲気になり良いものです。

白花ハナショウブ

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 5月17日の早朝に出かけた川越水上公園の池のほとりの白花のハナショウブのさまです。雨上がりの早朝でしたので、しっとりと潤い、落ちついたたたずまいの雰囲気でした。

センダンの花

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 「妹が見しあふちの花は散りぬべしわが泣く涙いまだ干なくに」(万葉集 巻5 798 山上憶良)

 万葉のいにしえにはあふち(おうち)と呼ばれたセンダンの花です。栴檀は双葉より芳しのセンダンはこのセンダンとは別の植物です。

 繊細な切れ込みの葉も、薄紫の優しげな花も、秋から冬の薄黄色の実も面白いものです。上3つは、5月15日に、仕事先近くの埼玉の三芳町の関越自動車道の法面近くで見たものです。


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 こちらは5月17日の朝6時頃の川越水上公園の河畔林で見たセンダンの様子です。

ナヨクサフジの花

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 5月17日の朝5時半過ぎの川越水上公園のナヨクサフジの花のさまです。此処もずいぶんとナヨクサフジは繁茂していて、雨上がりの雫を身に纏うと、より雰囲気が出るものです。富士フィルムのX-T4にキロン105mmF2.8マクロを付けて撮りました。