水無月祓のさま

 6月29日に地元の川越八幡の神社に行きまして、水無月祓(夏越大祓)の支度のさまなどを見てきました。今回は、たまには使ってやらないとということで、富士フィルムのX-Pro2 graphite editionに、XF18‐55mmF2.8‐4の標準ズームを付けて撮ってきました。

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 参道にはウズアジサイも見られました。

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 参道の朱の柵とアジサイの色の対比も趣があります。

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 水無月祓(夏越大祓)の茅の輪の支度もすすんで、注連縄や人形の飾りなどを付けているさまが見られました。

国営武蔵丘陵森林公園にて ネジバナの花

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 ネジバナは、モジズリとも呼ばれる一番身近に見られる野生蘭です。公園やマンションの芝生などにぽつんぽつんと生えることもあり、絶滅が危惧される貴重な種もあるなかで、このネジバナだけはその心配もなさそうです。


 可憐なピンクの花がぐるりと巻き上がって咲くさまは面白いもので、右巻き、左巻きどちらもあるようですし、色もピンクの濃淡や白花などもあり、斑入りのものなどもあります。小町蘭としてマニアもいるようです。

国営昭和記念公園にて 日本庭園の草木 

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 日本庭園入口近くの植え込みのクマシデの実です。ホップの実のように大きい実が面白いものです。

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 日本庭園入口の蹲のさまです。小雨の日は石もしっとりと潤い、シダも生き生きとして見えます。

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 流れのシダ類も梅雨のときには緑が美しく、趣がありますし、流れも落ち着いた風情を醸し出します。

国営昭和記念公園にて 盆栽苑の草木

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 ハナショウブの草もの盆栽です。

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 ノアザミの根洗い盆栽です。

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 ヤマアジサイも仕立て方で盆栽になります。

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 植え込みのアジサイも和の趣です。

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 フウチソウの根洗い盆栽も涼しげです。

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 サツキは花もの盆栽として人気があります。

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 ホタルブクロの根洗い盆栽です。

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 線香花火のようなツクシカラマツも可愛らしいものです。

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 ヒメシャラの太い見事な盆栽も花の時期には良いものです。

国営昭和記念公園にて 雨に咲く花

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 清楚な和紙のような質感のナツツバキの花もしっとりとした趣です。

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 ナツツバキをより小ぶりにした雰囲気のヒメシャラの花も可愛らしいものです。

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 草の穂にもたくさん雫がついています。

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 ハンゲショウも葉が白くなり、花穂も見えています。

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 ノビルの花もこんなに綺麗だったか、と再認識します。


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 泣き濡れた美人さんの睫毛のようなビヨウヤナギの蕊のさまも雨の日ならではです。

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 水たまりの映り込みもなかなか趣があります。

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 蜘蛛の巣に宿る水滴も美しい真珠のような雰囲気です。

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 カエデの葉も潤うさまが良い感じです。

国営昭和記念公園にて 小雨のハーブガーデン

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 この季節の湿度感を表現するには、やはり雨の日に出かけて雨を体感してみないことにははじまりません。梅雨時のこの雰囲気も、いにしえから日本人の感性や季節感に多大な影響を与えてきたもので、雨がイヤだからと避けていたのでは、その本質を理解することは出来ないでしょう。
 白蝶草の茎にもスイテキ?な雫の飾りが宿り、真珠のような輝きを見せていました。

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 チドリソウにも雫の飾りが宿ります。

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 カエルさんも雨の日には嬉しそうです。

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 シモツケも雨の日にはまた違う雰囲気です。

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 ホタルブクロも梅雨どきならではの風情です。

三芳野のソバ畑のさま

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 埼玉の三芳町は「伊勢物語」にも登場した歌枕の地でもあります。「農(ノー)と言える日本」ということで、川越や三芳町で実践されている「武蔵野の落ち葉堆肥農法」は、いにしえから持続している循環型農法として、日本農業遺産に認定されています。

 三芳町はサツマイモの産地として有名ですが、あちこちでソバも栽培されています。清楚な白い花が咲き乱れるソバ畑は良いものです。ソバは高地や寒冷地でもそこそこ育つもので、救荒食としての利用もされるもので、播いてあまり時間がかからずに生育して収穫できるのも良いものです。

国営昭和記念公園にて みんなの原っぱ

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 みんなの原っぱのブーケガーデンで見た、ヤグルマギクやシャーレーポピーなどのさまです。もう見頃終わりに近く、かろうじて咲き残りが見られました。
 
 原っぱ中央の大ケヤキもすっかり緑が濃くなり聳えています。晴れた日には多くのひとがいるところですが、小雨の降る中では静かな原っぱでした。

国営昭和記念公園にて ハナショウブいろいろ

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 花木園展示棟脇の菖蒲田のハナショウブの様子です。此処はこじんまりとしたところなので花の数は多くないのですが、しっとりとした梅雨時ならではの風情を見ることが出来ました。ハナショウブやアジサイは、晴れの日よりも小雨の方が雰囲気が良く似合います。

国営昭和記念公園にて アジサイいろいろ

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 園内あちこちで見たアジサイいろいろです。梅雨時ならではの花は、やはり小雨のなかで見るのがしっとりとした雰囲気があり、趣があるものです。

 牧野富太郎博士は、アジサイを紫陽花としたのは源順のあやまりであり、アジサイは紫陽花ではない、と力説しておられましたが、一度定着してしまった誤りはなかなか改まらないものです。

国営昭和記念公園にて アナベルの花

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 アメリカノリノキとも言われる、アナベルの花のさまです。咲く前はやわらかな緑色ですが、咲いてくると清楚な白い手毬のようになります。

 小雨の降るなかで見る清楚な花もまた良いものです。花のあとも切らずに残しておくと、冬の枯れ姿もまた雰囲気のあるものです。

国営昭和記念公園にて 水鳥の池周辺のさま

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 6月9日に、ひさびさに国営昭和記念公園に行きまして、小雨の降ったり止んだりするなかでいろいろ見てきました。梅雨のしっとりとした湿潤な空気感は、日本人の季節感や感性に大きな影響を与えてきたものですので、この季節ならではの雰囲気も写真を撮るもの、草木を愛するものには無視できないものです。

 はじめの画像は、水鳥の池の真ん中のケヤキの島のさまです。

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 豊葦原瑞穂の国というのは、いにしえの日本の呼称ですが、葦の生え広がる湿原があちこちに見られたことでしょう。葦の芽先から生じた神様もいると古事記には出てきますので、太古のいにしえから葦もひとびとに親しまれてきたものでしょう。
 この季節ならではの水滴が宿るさまも良い雰囲気です。

山形・小国にて 15 横根健康の森にて

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 24日の最終撮影地の横根健康の森の様子です。此処は森のなかにちいさな池があり、ひっそりとした雰囲気が良い感じです。

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 カエデの枝にはモリアオガエルの泡のような卵が産み付けられています。

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 マルバアオダモの繊細な糸のような花も池のほとりで咲いています。

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 雪国に多いシシガシラの芽出しは、ほんのり紅を差すさまがなかなか良い感じです。

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 このあたりはブナの森で、やわらかい緑の色は穏やかなやさしさが満ちています。

 このツアーは、4月と5月を交互にしているということで、来年春は4月の桜の時期だそうです。今回は此処までです。

山形・小国にて 14 野山の草いろいろ

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 小国町の「そこらへんの草」のさまです。ワラビほど知名度はないかも知れませんが、コゴミと呼ばれるクサソテツの群生のさまです。まだくるりと丸まった頃の新芽はアクがなく、美味しいものです。

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 全体に大ぶりのオオタチツボスミレも咲いていました。

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 小国町で見たカキドオシは埼玉あたりで見るのよりも色が淡く、白に近いようなほんのりした薄紫です。

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 ミニのガーベラのようなセンボンヤリの可憐な花も見られました。

山形・小国にて 12 白い森おぐに湖の樹々

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 昨年11月にも来た、「白い森おぐに湖」の湖面に映えている樹々ときらめく水のさまです。5月23日の午後にみたものです。


 さざ波のきらめきをどう表現するかで、露出補正をどうするかが変わってきますので、新緑の色を出すか、水の輝きを強調するか、思案のしどころです。

山形・小国にて 10 タニウツギの花

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 小国町では、フジと並んでタニウツギの花もあちこちで多く見かけました。可憐なピンクの花が群れ咲くさまは美しいものですが、庭に植えるものではないと忌み嫌うところもあり、小国の方ではどうなのかは聞きそびれました。

山形・小国にて 8 早朝の樽口峠の情景(3)

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 雄大な飯豊連峰の残雪を背景に咲くタニウツギの可憐なピンクも良い雰囲気です。

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 山焼きしたあとでは可憐なスミレも咲きだしています。

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 トチノキと咲き競うフジの花も美しい色あいです。

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 ホオノキに絡んで咲いているフジもあります。

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 今回は富士フィルムのX-T3を使いましたが、ベルビアのフィルムシュミレーションが使えますので、色鮮やかな緑が気持ち良いです。

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 近くの森からツツドリやアカショウビンのさえずりが聞こえてきて、静かな朝の至福のひとときを過ごせました。

山形・小国にて 7 早朝の樽口峠の情景(2)

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 小国の山はあたり一帯がワラビの産地となっていて、樽口峠にもわらび園があり、雪解け後に山焼きして枯草などを焼き払い、ワラビの芽が萌え出やすくしているようで、草木灰も肥料になるものです。

 此処ではワラビなど山菜も有用な換金可能な資源で入会地ですので、好き勝手には採れないところが多く、採るには許可や料金がかかるものです。不法に採るひともいるようで、監視人がいるところもあります。
 ただ、撮影するにはお金もかかりませんので、春ならではの情景を見ることができます。

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 雪山を背景に見るオオイタドリの芽出しも良い感じです。

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 鈴木先生の写真集にも登場したオオヤマザクラはすっかり花が終わり、青葉を茂らせていました。

山形・小国にて 5 大渕橋付近の情景

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 宿近くの玉川に架かる大渕橋から見降ろした渓谷のさまです。流れの中央の岩に、何処からか流されてきたのでしょうか、丸い大岩がでん、と鎮座しています。

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 川床の岩にはいくつか甌穴も見られて、面白い眺めとなっています。

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 白い試験管洗いのようなウワミズザクラの花穂も盛りでした。

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 清楚なナナカマドの花も川に身を乗り出すように咲いています。

山形・小国にて 3 梅花皮荘付近の花

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 宿の前の玉川の岸辺には清楚な白いキクザキイチゲも咲いていました。

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 ミツバツチグリかなあ、と思うのですが、宿の前の桜の下で一面に咲いているところがありました。

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 宿の裏手ではブナの実生苗が一面に生えているところがありました。これ全部が大きなブナの樹になれる訳でもなく、生存競争もあるのでしょうが、気張れ!と応援したくなるものです。

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 こちらは、そのブナの稚樹の親株の若葉の様子です。

タチアオイの花

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 うちの近くの畑の縁で見た、タチアオイの花です。ピンクや紅の花穂がすらりと伸びて艶やかに咲くさまは良いものです。

 花穂のてっぺんまで咲き上がると、梅雨が明けるなどとも言われるようですが、今年はどうでしょうか。

山形・小国にて 1 飯豊梅花皮荘前の玉川河原

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 「可愛い子には足袋を履かせよ」という古来有名なことわざがありますので、5月22日から24日にかけて、また山形・小国の鈴木一雄先生の撮影ツアーに行ってきました。此処は昨年11月初めに行ってきたので、半年ぶりの再訪です。大宮から山形新幹線に乗り、米沢で降りてそこからバス移動で小国町まで行きました。

 飯豊梅花皮荘(いいでかいらぎそう)は、800年前に東北のマタギが発見した温泉ということで由緒あるところですが、今は国民宿舎になっています。今回も此処に連泊して、あたりの撮影の基地として過ごしました。

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 宿のすぐ前には飯豊連峰が拡がり、玉川には雪解け水が滔々と流れて良い眺めとなっていました。